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口臭は病気のサイン!ニオイや症状で簡単に予防できる5つの方法

口臭はクサイだけじゃない!口臭のニオイや症状でわかるあなたの本当の予防法!そして、口臭の裏にはただクサイだけでなく、大きな病気を知らしてくれるサインでもあります。今回は口臭で悩む人に向けた本当の口臭対策!簡単に口臭を予防できる方法を紹介します。

 

目次

 ニオイや症状で簡単に予防できる5つの方法

あなたは現在口臭で悩んでいますか。自分の口臭が気になって周囲と気兼ねなく話ができない、ある程度距離を置いて話をしているなど。ではあなたの口臭対策は何をしていますか。

たとえば、歯磨きをよくしてますか、または、口臭サプリメントを服用していますか。確かにこれらの方法は一時的な口臭対策としてはバッチリだと思いますが、本質的な意味では間違ってると思います。口臭で悩んでいるのであれば、口臭を全く無くしたいのが1番の願望だと思います。自分の口臭を気にせず、周囲と話がしたい、仕事の関係上、口臭を気にしてしまうが、気にならないようになりたいなど。

ではそのためにはどうすればいいのか。答えはシンプルだと思います。一時的な対策をするよりも、口臭の発生する原因を突き止めて、それを改善することがベストです。人それぞれに口臭を発生する原因は違います。自分はなぜ口臭を発生することを知ることからスタートしましょう。

そして、それと向き合い、正しい方法で改善することで口臭は自然と無くなります。今回は口臭が発生する原因とそれぞれの改善策を紹介します。あなたもこれから紹介するいずれかの原因に該当するのであれば、それに合った予防方法を実践するようにしましょう。

口臭ってくさーーいてただイメージしがちですが、実際はそれだけはないのです。

口臭から連想できるのは、食事によって匂いや虫歯などから発生するイメージがありますが、実は胃の不調から生じる口臭もあります。口臭そのものによって病気の症状を表している場合があります。

胃潰瘍の危険性

ひどい腹痛や吐き気、胸焼けや腐敗臭のような口臭がする場合は胃潰瘍を持っている可能性があります。胃潰瘍を患うと、消化不良を起こしてしまいやすくなります。暴飲暴食や薬の服用・感染症などが原因で急激に起こる胃の炎症です。

慢性化された胃炎によって著しく低下した消化機能は、当然「消化不良」となって口臭を発生する危険性があります。また口臭だけでなく身体にも大きな影響を与えてしまいます。空腹時にひどい腹痛を感じる場合は胃潰瘍の可能性があると考えた方がいいです。

胃潰瘍を防ぐためには、なるべく消化しやすいものを食べて、ストレスを溜め込まないことが必要です。食生活の見直しやストレスのない状態をしばらく続けることで、症状は驚くほど改善しやすいのが急性胃炎の特徴でもあります。乱れた食生活やストレス・急性胃炎を放置することによっても胃炎は「慢性化」しやすく、一度慢性胃炎になってしまうとなかなか治らないので早急の対策が必要です。

逆流性食道炎からの口臭

胃は健康状態であっても、十二指腸が何らかの疾患を抱えている場合など「食べ物が胃から腸へと送られない」というトラブルが発生しやすくなります。そんな中、最近多いのが逆流性食道炎を患うことで発生する口臭です。

逆流性食道炎は胃液が食道の粘膜を刺激して炎症や潰瘍を引き起こしてしまう病気です。これは胃酸が食道に逆流することで胃酸特有の「酸っぱい」臭いになりますし、普段は感じることのない「胃の中の臭い」さえも一緒に逆流することで感じる「苦い嘔吐のような臭い」も逆流性食道炎が原因の口臭ではよく感じられることなので、もしもこのような特性が感じられる口臭である場合には早めに病院での受診をしましょう。

逆流性食道炎は、胃と食道との間には下部食道括約筋という弁の役割を果たす筋肉があるので、本来なら胃液が逆流してくるようなことはありません。ところが、肥満や加齢、不良姿勢や妊娠などによって胃液がしやすくなったり、胃酸の量が増えすぎてしまったりすることによって、逆流性食道炎を発症するリスクが上昇するのです。
ところが、食道には酸から守るための粘膜がないため、胃液によるのどの炎症、口内炎、のどの違和感などさまざまな症状が結果として現れるのです。そんな中でも呑酸といって、胃液特有の酸っぱい臭いをした液体がのど元まで上がってきて、げっぷとして排出されるという症状もあります。

胃がんからくる口臭

そして、口臭の原因としてもう1つ考えられるのが胃がんです。胃がんの病気の症状として挙げられるのが腹痛、胸焼け、きつい口臭です。腐敗臭のような匂いがする方もいればきつい匂いが出る方もいます。

腸内で発生したガスは腸壁から吸収されたのち、血液に混ざり肺から呼吸として放出されます。胃の臭いは口元まで直接逆流することはほとんどありません。例外ではゲップをした時に胃に溜まった空気が放出されることがありますので、このような場合は噴門部が開き、中の臭いが排出されます。そのため、歯科治療やサプリなど、何をしても匂いが改善されない場合は一度、医師に診察してもらうことをおすすめします。

改善策を紹介

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ここから口臭を防ぐための改善策を紹介します。口臭は主に胃の不調を示すサインであると言及しました。では、それぞれの病気からくる口臭を防ぐためにあなたが今日からできる改善方法とはいったい何でしょうか。

生活習慣を改める

不規則な生活や食生活にしていくことで口臭も大幅に改善することができます。 胃が原因となって発生する口臭は、普段の食生活に気をつけることで本当に防ぐことができます。できるだけ消化の良い食べ物や消化を助ける消化酵素が含まれている食材を積極的に取りましょうまた、タンパク質も胃粘膜を回復する効果があります。そして、食事の際は良く噛んでたべると消化を助けるのでこころがけると良いです。

一方、油分の多いものやニンニクや辛いものなどの刺激物は避けてください。アルコールは肝臓でアセトアルデヒドという成分に分解されます。アルコールには利尿作用があるので体内の水分とともに唾液の分泌量も減らしてしまい、口の中の雑菌を増やしてしまいます。

消化不良に注意

消化不良によって引き起こされる身体への影響は計り知れないほどあるって知っていましたか?口臭がきつくなってしまうだけでなく、栄養を吸収しづらくなることから「下痢」「貧血」「慢性胃炎」などにつながってしまう可能性があります。

口臭を改善させるためにも、身体の中からしっかりと健康を意識していくことが重要になってきます。腸内環境を整えること意識することから始めましょう。

ストレスを貯めない

「緊張して喉がカラカラに乾いてしまった」経験、きっとあなたも一度はあるのではないでしょうか?

唾液の分泌量を調整する副交感神経は、強いストレスによって正常に機能しなくなってしまうという特徴があります。すると口の中は常に「乾いている」「乾燥している」といった状況になっています。口臭を予防するためには、ストレスをため過ぎないことも重要です。

まとめ

いかがでしたか?今回は口臭ってニオイを発生しているだけでなく、実はあなたの病気のサインでもあることが認識でしたと思います。口臭の発生する原因はただ「クサイ!!」ってだけでありません。それぞれに理由があります。その原因を知ることで正しい予防をすることで口臭対策ができます。あなたはいずれかに該当するのであれば、口臭はもとより、病気の治療に専念してください。