仕事をしていると、どうしても働きたくなくなる時ってありますよね
そんな状態のことを「働きたくない病」などといわれ、五月病などと同じように扱われています。
この状態、単なる甘えでしょ?って思われがちですが、実は簡単に改善することが難しいんですよね。働きたくなくて悩みを抱えている人も実は多いんですよ。
今回の記事では、働きたくない病にかかっている人に向けて、おすすめの対策や原因・特徴について紹介していきます。そんな自分をどうしても改善したいという方は必見です
目次
働きたくない病の特徴
働きたくない病の特徴は実は明白。常に働きたくない…と感じている人なら、これから紹介する項目のほとんどに当てはまっているのではないでしょうか。
順に紹介していきましょう。
出勤するのが憂鬱
そもそも出勤するのが憂鬱というのはあるでしょう。仕事に行きたくないし、出勤しようとして、電車に乗ったら憂鬱になったり、胃がむかむかしたり、体調不良になったり、、、
そんな状態を繰り返しているのであれば、間違いなく働きたくない病といえるでしょうね。
休んでも疲れが取れない
休日を挟んでいるのに、なかなか疲れが取れずに困ってしまうこと、ありますよね。
実はこれも働きたくない病の一つ。働きたくない…と思うことで肉体的には疲れていなくとも、精神的な疲れが肩にずーんとのしかかります。
このことから、休んでいるのに疲れてしまう…という現象が起きてしまうんですよね。
結果、休んでも疲れが取れないという事態が起こります。
仕事へのモチベーションが低い
そもそも仕事へのモチベーションが低い場合があります。
とある研究では、労働者に仕事の目的を話す場合と話さない場合の2種類のケースを用意し、働かせてみたところ、目的を知った労働者の方が長く働き続けた…という研究があるようです。
つまりは、自分の仕事がどのように人の役に立っているか、何のために仕事をしているかの使命を持つことで、モチベーションが高くなるということが分かったそう。
何のための仕事なのか、誰のために働いているのか…そのあたりが不明確だと、モチベーションが低いまま、働きたくない病になるのは当然のことですよね。
働きたくない病の原因とは?
では、働きたくない病の原因とはどのようなところから生まれてくるのでしょうか。ここでは、働きたくない病の原因について紹介していきます。
仕事内容や待遇のミスマッチ
まず最初に仕事内容や待遇が合っていないことが原因としてあるでしょう。
自分はこのように働きたい。できるなら○○時に帰りたい。こういう風に感じている人が
人間関係や職場環境が合わない
職場で人間関係や職場環境が合わない場合、働きたくない病になる可能性があります。というのも、仕事を行う上では様々な障壁があったりするんですよね。その障壁が多ければ多いほど仕事の意欲は削がれてしまうものです。
たとえば、仕事をやろうとしても職場の派閥もんだいに巻き込まれたり、嫌な人からの嫌がらせを受けていたり。またはどうしても席の前の人の貧乏ゆすりがうるさかったり、しゃべり声が気になってしまったり。
人によって合う合わないはそれぞれですが、合わない場合には働きたくないと思っても仕方のないことかなと思ったりします。
仕事のマンネリ化
ルーチーンワークばかりだと、仕事のマンネリ化が起きて働きたくないと思ってしまうこともあるでしょう。
工場勤務のように、同じことの繰り返しを毎日行っていると、つまらないと感じてしまうのも当然です。その中で、面白いと感じられることも見つからなければ、働きたくないと感じてしまいますよね。
マンネリ化が起こりそうな職場は就職する前からわかるものですので、事前にしっかりとリサーチして選ぶようにしましょう。
しっかりとした評価が受けられない
どれだけ働いてもしっかりと評価されない、見られない…ということもあるでしょう。つまりは、人一倍努力しているのに、評価されずに昇格も昇給もできずくすぶっている状況です。
これは環境に問題があるかと思いますが、このような環境だとなかなか働く意欲がそがれてしまっても当然です。
しっかりとした評価が受けられるかどうかは入社してみないとわからないところがありますが、ある程度制度が整っているところを選ぶのがベストです。
責任が重すぎる
看護師や保育士といった仕事がこれに当てはまるケースがあります。人の命などを預かっていると、なかなかその分の責任を重く感じてしまい、その重圧に耐えられず、働きたくない…と感じてしまうことがあります。
責任を感じることは大切ですが、その重圧に耐えられるかどうかも考えるべきところでしょう。
プライベートでの問題
仕事はうまくいっていても、プライベートでのストレスを抱えていると、働きたくない病にかかってしまうことがあります。
生きているうえでは、恋愛や結婚、そして金銭的問題を抱えることもありますよね。そのような問題を抱えてしまうと、気になってしまって仕事どころではなくなってしまう…ということ、ありますよね。
プライベートではある程度の安定を確保しておかなければ、働きたくない病にかかってしまうことがあります。
働きたくない病の予防法
では、働きたくない病の予防法について考えてみましょう
自分に最適なストレス発散方法を知る
働きたくない病を抱えてしまう原因の一つとして、ストレスがあります。そのため、大きなストレスを抱えてしまった時には、ある程度のストレス発散方法について知っておく必要があるでしょう。
ストレスの感じ方は人それぞれであるのと同じく、発散方法も人によって異なります。なので、自分がどうすればストレスを解消できるのかについても考えておきましょう。
プライベートを充実させる
プライベートが楽しめるからこそ、仕事も頑張れる…というように、プライベートの方を充実させることができれば、ある程度仕事への活力も沸きます。
気持ち的な部分だけでも仕事への意欲を上げることができるので、プライベートは家でひきこもることなく、活発に活動する方がおすすめです。
働き方を変える
そもそも働き方が合っていない可能性があります。例えば、HSPの人なんかは組織で会社に行って働くということに向いていません。会社に行って働くこと自体にマイナスとなり、良いパフォーマンスを発揮できないんですよね。
なので、自分がどういう働き方をしたいか、どのように働きたいかを書き出してみましょう。そうすることで、自分の働く姿の理想形が見えてくるかもしれません。
一度、仕事から離れてみる
仕事がいやになったら、一度は今の仕事から離れてみるのもおすすめです。仕事から離れることができれば、自分のやりたいことなどが見えてくるかもしれません。
嫌な気持ち・ネガティブな気持ちの中で働いていても新しい発想や出会いはありません。一度は働くということから解放されて、フリーになってみるのもよいでしょう
仕事の目標を決める
仕事の目標を決めてみるのもよいでしょう。仕事をしていると、どこがゴールなのかをわからずに走り続けてしまうことが多いですよね。
しかし、短期・中期・長期的な目標を決めることができれば、それに向かって進むことができます。目標ベースで仕事を進めるので、次にどうするべきかがおのずと見えてくるのです。
このように、自分をコントロールするような形で仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか。
働きたくない病の時は思い切って働き方を変えてみよう
どうしても働きたくない病にかかってしまった場合には、思い切って働き方を変えてみることがおすすめです。
そもそも、一度ネガティブのスパイラルに入ってしまうと、底から抜け出すのはなかなか難しいもの。少しの変化ではあなた自身の環境や状況に大きな変化は与えられません。つまり、働きたくない病は残ってしまうと考えられます。
なので、思い切って違う仕事を見つけてみるとか、異動希望を出すとか、退職してみる…というのが自分を変えるためにおすすめですよ。