ライフスタイル

映画【思い、思われ、ふり、ふられ】あらすじ実写化・ネタバレ・考察

別冊マーガレットにて人気少女漫画として位置づけられている「思い、思われ、ふり、ふられ」がついに実写化。公開日は2020年8月14日です。思い、思われ、ふり、ふられが映画化されることに非常に興奮している人もいると思います。

ということであらすじやネタバレ注意で見どころや漫画を実写化する上での世界観について考えたいと思います。

目次

実写化「思い、思われ、ふり、ふられ」あらすじ・ストーリー紹介

大人しくて自分に自信がなく、恋も知らない主人公由奈は、友人の引っ越しの見送りに行く途中で、同じ歳の朱里と出会います。

また、その道中では、顔立ちが整った男の子、理央に一目惚れし、その二つの偶然の重なりで、この朱里と理央は兄妹である事を知ります。

ここに由奈の幼馴染である和臣も加わり、4人の甘酸っぱい青春が始まります。それぞれバラバラで、対照的な4人でしたが、由奈が理央に、朱里が和臣へと惹かれていきます。

このまま恋が展開していくのかと思いきや、衝撃の事実が由奈の前に現れます。それは、理央と朱里は義理の兄妹であるという事。そして理央は朱里の事を好きだったというのです。切なくて胸が締め付けられるような青春群青劇です。

ストーリー・結末「ネタバレ注意」

話の流れは由奈と朱里の主に2人の視点から始まっていきます。特に由奈の成長過程については、目を引かれるものがあります。理央はメンクイで可愛い女の子にしか興味がありません。

その点女好きで印象は悪いかもしれませんが、それでも由奈は理央の事が好きだと言い、伝えなくても想うだけでいいというのです。それを聞いた朱里は、必ずその想いには綻びができてしまうとわかっていました。

そして朱里の考えは当たり、由奈は理央に告白します。理央の事が好きだから、振られに来たと言うのです。由奈は理央がまだ朱里に未練を残していると知っていました。だからこそ、一番の理解者でいたいからこそ、由奈は想いを打ち明けたのです。その結果、由奈は振られてしまいます。

そして朱里の方はと言うと、天然で純粋で、恋愛には疎い和臣を相手に苦戦していました。朱里自身もこれが本当に恋なのか分かっていない部分があったのですが、家庭に不満を持っていたり、夢をお互いに持って追いかけているのだと知り、同志という意味で親密な関係になります。

しかし、2人の恋もなかなか発展せず、最後の最後までもつれ込んでいくのです。最後にはそれぞれで結ばれて、ハッピーエンドを迎えます。

見どころ

見所はなんといっても、出演者の演技力だと思います。まず朱里役の浜辺美波さんと、理央役の北村匠海さんは、『君の膵臓をたべたい』以来となるタッグであり、そこにも注目が集まっています。

また、浜辺美波さん関連で言うと、由奈役の福本莉子さんも共演回数が多く、お二人の仲の良さが演技に引き出されるのではないでしょうか。また、和臣役の赤楚衛二さんは、今年のドラマや映画だけでもたくさんの作品に出演しており、2020年注目の俳優さんとなっています。

出演者の皆さんがまだ20代前半より若いと言うことで、とても初々しい演技を見る事ができるのではないでしょうか。また、監督の三木監督はこれまで同じ漫画家である咲坂伊緒先生の作品を多く実写映画化しており、今回もメガホンを取ったと言う事で、また同じ同じ世界観を保ってくれるのではないかと思います。

4人それぞれが紡ぎ出す恋愛模様を、漫画と同様かそれ以上の魅力を引き出してくれるのではないかと思います。

漫画の世界観を崩さないために、どうやって心理描写を描くか

漫画では、キャラクターの心の声がとても沢山散りばめられています。しかし、映画ではその部分を描くのはとても難しいです。

後から映像に向けて声を吹き込むのも手ですが、出来れば演者の表情で表現して欲しいです。その流れが特に顕著なのが、由奈が理央に告白するシーンです。

由奈が告白するかどうかをずっと悩んでおり、そしてその素直で純粋な性格から思わず告白してしまうのです。理央の秘密を知ってしまったのに、自分はこのまま黙っていても良いのだろうか。それは由奈らしい心の変化です。

それが映画の中で大切に描かれるなではないかと思います。一番の山場であるといっても過言ではありません。また、続編についてはないのではないかと思います。

一つの映画の中で全てを盛り込み、ラストシーンまで描き切るのではないかと思います。漫画自体も完結しているので、その可能性が高いです。

映画【思い、思われ、ふり、ふられ】おすすめしたい人は?

中高生にはとてもお勧めします。また、カップルや友達同士で来ても楽しめると思います。なによりも共感出来ますので、見ていてこんな恋愛がしてみたいと思えます。また、男子が読んでも面白い少女漫画が原作なので、きっと映画も楽しめると思います。

恋愛をしたいけれど、最近冷めてしまっている、逆に恋愛に夢中な今だからこそみたいという人にもお勧めです。また、出演している俳優も綺麗な人やかっこいい人が沢山いらっしゃるので、見ていて損はしないと思います。アニメ映画も同じくやっているので、アニメファンの人にも見て欲しいです。