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HSPで自由に仕事を選択できるようになる方法!人の気づかないところまで気になってしまう人へ

HSPさんは基本的に転職の回数が多くなりがち。繊細さゆえに、集団行動が不向きだったりするため、人間関係で問題をかけてしまうこともあるんですよね。

良い事も悪い事も周囲の人が気が付かない部分まで気づいてしまい精神的に疲れてしまい転職頻度が多くなりがち。

例えば、接客業や営業職は、お客様対応に一喜一憂するところがある為、心身共に疲弊してしまったりします。

よって自分1人に考えて行動できるようなクリエイティブな仕事、或いはHSPは共感力が高いので患者さんに寄り添う心理カウンセラーや動物や植物を扱う仕事もHSPに合う仕事と言えます。また、人と会わなくても仕事が成り立つ在宅ワークも大きな選択肢になります。

このように、HSPの気質を長所と捉え仕事を選択できるようになることも。

今回の記事では、そんなHSPさんが楽に仕事を選択できるようにするために、どうすればよいか。その対処法について紹介していきたいと思います。

目次

HSPは人の気づかないところまで気になってしまう

HSPは接する人の表情、声のトーン、言葉に対してとても敏感に察してしまうものです。

そのため、職場の上司がパワハラ的な発言を繰り返す人やデリカシーに欠けている人である場合、HSPの責任感の強さ故に、相手が悪いにも関わらす自分を責めてしまう事があります。

これらが日常的に発生すると、どうする事もできない様々なストレスを抱えてしまうもの。その結果、体調不良を起こし仕事を休みがちになり最後には退職という流れになってしまいます。

また、ノルマのある営業職や常にお客様に気を使う接客業に就いてしまった場合にも、人の感情の起伏を敏感に察知する為、要望に対して真面目に全力で答えようとします。

相手の要望に応えようとして全力で取り組んでいると、いつしか自分のキャパを見失い精神的に体調不良となってしまうことも。こちらも結果として、仕事を辞めざる終えなくなる傾向があります。

HSPで自由に仕事を選択したい時のコツ

では、繊細なHSPさんが仕事が合わなくて辛い時、楽に仕事を選択できるようになりたい…と感じますよね。そんな時、HSPさんどのような考えを基準に行動すべきなのでしょうか。ここでは、いくつかの方法について紹介します。

  1. 合わないと思ったら仕事を辞める
  2. 親身になってくれる人に相談する
  3. 自分がどうゆう気質を持ったタイプなのかを理解する

①合わないと思ったら仕事を辞める

合わない職種や合わない人がいる職場に就いてしまった場合、HSPにとってこの職場で仕事をするのは過酷な環境と言えるでしょう。

もし何らかの手段で職種や人間関係を解決することができないのであれば、まずは仕事を辞めることをおすすめします。

嫌なこと・辛い状況をただひたすらに受け続けると、最終的にはストレスで倒れてしまうこともあります。また、人の役に立とうと頑張るHSPさんにとっては、それらのストレスは自分が思っている以上に進行してしまうもの。

また、ストレスを受け続けると思考力も鈍ってしまいます。合わない仕事から離れてからようやく次の事が考えられるようになり心身ともに改善していき、次には自分らしく働ける仕事を探す事に繋がります。

②親身になってくれる人に相談する

一番親身になってくれる家族に、自分が今置かれている状況や職場での悩み、これから自分がどうしていきたいのか、どんな自分になりたいのかを話す事が次のステップへと繋がります。

話す事によって、自分の気持ちを整理する事になり次に起こすアクションが明確になるからです。

また、人に自分の悩みを聞いて貰う事、人と接する事により、新しい気づきが生まれ気持ちが明るく前向きになれます。

③自分がどうゆう気質を持ったタイプなのかを理解する

まずHSPとはどうゆう気質を持ったタイプなのかを自分が十分理解する事です。

そうするとHSPには、HSPではない人にはない特異的な沢山のメリットがあり活躍できる場所があることに気づく事ができ、それを自分の技術的な武器と捉え、その分野で戦っていける自信に繋がります。

そうすると、未来が明るくなり次の転職先では良い方向に向かう事になりますし、例え上手くいかなかっとしても、それは自分で調べ、考え、行動に移したという実績となり、どうして上手くいかなかったのか、自問自答し振り返る事もできます。

そして、ここはもっとこうすれば良かったなと思う所を次に繋げていけば大丈夫です。それは自信に繋がる行動になります。

HSPで細かいことまで気になってしまうなら、調べてみよう

先ずHSPを知る事が大切なので、HSPに関する本、ユーチューブ、ブログ、インターネットで知識を高めます。

そうすると自分にはこんなに役立つ特性がある事に気づきます。

今までの仕事探しが、給与面が良い事や福利厚生が良いなどが基準だったとしたら、知識を得た事で、探す求人の質も変わり今まで興味がなかった分野や、自分らしく働ける仕事を新しく開拓する事ができるようになります。

思考能力が高いHSPは、想像力の高さにおいても威力を発揮します。仕事においては危機管理能力が優れている為、トラブルになりそうな事を未然に防止したり、共感力に長けているので人間関係のトラブルの仲裁に入り解決に導くことも得意です。

仕事は自分の得意な事ができる場所を選択し、苦手だなと思うことは完全にシャットアウトするという一つの決まりを作るのも自分らしく生きられる方法です。

HSPで人との関りに疲れてしまった体験談

コンビニのレジでパートをしていた時は、次から次に来る沢山のお客様と接する事になり大変疲れました。

昼食時間帯には、レジ待ちの人が長蛇の列となり、お待たせしているという罪悪感とお客様の目線の圧力にとても焦ってしまいレジ打ちのミスをしてしまうという悪循環で私には向いていないなと気づき半年で辞めてしまいました。

その後、1人でパソコンに向かって出来る事務職に転職し2年半続いています。今思えばコンビニのレジの仕事は、周囲の人が気になったり、いつも明るい店内や大きな音楽などHSPには適さない条件が揃っていたなと思います。

私の場合はどうして辞めなければいけなくなったかその攻略方法を学び、実践する事によりその後の仕事選びを慎重に行えるようになりました。

まとめ

HSPが自分らしく生きられるように先ずはHSPの事を理解し、自分自身と向き合い自分を知り、上手くHSPと付き合っていくんだというスタンスが負担もなくスムーズです。

また、苦手な事をしたり、苦手な人と無理して付き合っていくというのは、生産性もなくマイナスになるので辞めた方が良いです。

HSPは、考えすぎて疲れてしまう為、身体を休ませる事も大切になります。睡眠をよくとり、栄養のある食事を食べ、気心の知れる人に自分の事を話せば心身ともに健康になれます。なんてことのない日常的な生活を整えるだけでリフレッシュし新しい事に興味が沸いてきます。

HSPは自分が得意とする分野で十分に活躍する事ができるので自分に合う職種の中から仕事を選び、主体的に何度でも挑戦すれば良いのです。