ずっと悩まされていた偏頭痛ですが、脳神経外科の受診によりだいぶ改善されたということをご紹介します。偏頭痛でなんでいる人ならぜひ参考・解消できる記事となっておりますので読んで欲しいと思います。
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偏頭痛で吐き気の悩み[改善できた方法とは?]
私は、もともと頭痛になりやすい体質だったのですが、30代になると酷くなり、重い時は動けなくなり吐き気をもよおし、トイレに籠ってしまうこともありました。
そうなってしまうと市販の鎮痛剤も効かず薬の量が増え、また、少しでも頭痛の予感がすると気軽に飲んでしまうようになっていきました。
徐々に、効きづらいと感じるようになり、余計に量が増えてしまうという悪循環だったように思います。
そんなとき、インターネットでいろいろ対処法を調べていてたどり着いたのが脳神経外科の「頭痛外来」でした。
それまでは、脳神経外科はあまり身近な感じがしないし、「この程度の症状で受診していいものなのか?」という思いがあり、受診は考えてもいませんでした。しかし頭痛外来と聞くと、何となく気軽に行けるような印象を受け、受診してみることにしました。
頭痛外来の効果
脳神経外科を受診すると、CTかMRIかはちょっと忘れてしまいましたが、まずそれを撮り、脳の病気でないとの診断を受けました。その後の問診により、自分の頭痛の種類が診断されます。
頭痛の種類がわかることにより、対処法をはっきりさせることができました。
例えば、温めると効果的な頭痛もあるが(緊張型頭痛)、温めると悪化する頭痛もあるので(偏頭痛)、判断を間違えると逆効果になってしまう場合もあるようです。(実際、逆効果になっていました)
なので、自分の頭痛の種類がはっきりしたのは、私にとっては改善の第一歩でした。
偏頭痛と診断され、トリプタン製剤という薬を処方されました。
偏頭痛の原因である、血管の拡張に作用するというものだそうです。鎮痛剤で様子を見ても効果が見られない時や、最初から酷くなりそうな予感がする時などに、良いタイミングで服用するのが効果的です。
このような、対処法の選択肢も広がるので、つらい偏頭痛に悩んでいる人は、一度脳神経外科を受診してみるのもいいのではないかと思います。
頭痛がスッキリした
脳神経外科の受診に先立って、頭痛日記を付けるようにしました。手帳に頭痛の詳細や、飲んだ薬の量を記したものです。
これにより、自分の頭痛は、女性ホルモンの周期に関係あるのではないかとか、週末に発症しやすいのではないか、などの傾向が少しわかりました。
また、服薬量の把握もできますし、毎回の通院の際の問診にも役立つので、ずっと書き続けています。そして、処方されたトリプタン製剤が私には合っていたようで、服用するタイミングが遅くなければ、大体は頭痛がスッキリ治まります。
鼻の辺りがモヤモヤするという副作用を感じますが、頭痛のつらさに比べれば大したことはないと思いました。
最近では、頭痛で動けなくなるようなことは少なくなりました。何よりも、いざという時によく効く薬があるという安心感が得られたのが、私にとっては良い変化でした。
まとめ
偏頭痛が、遺伝や体質によるものだと諦めている人はたくさんいるのではないかと思います。私自身も以前はそうでしたが、偏頭痛薬という物の存在を知らなかったので、病院を受診しても改善方法はないだろうと思っていました。
偏頭痛は発作なので、突然起こり、何日間も続くこともあり、治まる時は「なんだったんだろう」と思うほど、スッキリと治ってしまう謎の症状です。鎮痛剤や、冷やすなどの対処法でも乗りきれないことが多々あると思います。
「頭痛で動けない」と言っても、なかなか周囲に理解されにくいいのではないかと思ってしまい、無理をしている人も大勢いるのではないかと思います。そのような人達に向け、病院を受診した体験談をお話いたしました。