就職・転職など、新しい環境にて仕事をスタートさせた時、なかなか仕事に慣れることができないコト、ありますよね。
仕事に慣れるかどうかは3ヶ月目くらいから実感することになります。もし、あなたが現在の仕事を始めて3カ月経過しても慣れることができないなら、仕事を継続するかどうかについて考えてみても良いでしょう。
今回の記事では、仕事に慣れない時の対処法について紹介します。
目次
仕事に慣れない時の選択肢は二つ
結論から言うと、仕事に慣れない時の選択肢は二つです。仕事を辞めるコト、そして仕事を継続するコト。結局はこの二つしかありません。
とはいえ、仕事に慣れない時の人の判断基準はその程度によって異なります。仕事に慣れない感じがする、しかし、何とか仕事はこなせている状態だったら、多くの人が「続けるべき」と判断するでしょう。しかし、仕事に慣れず、ミスばかりで誰からも信頼されず、ダメな人扱い…という場合には、もっと自分の得意分野を生かすべき…ということで、転職を勧める人が多いでしょう。
このように、人によってその状況によって、仕事に慣れないという程度は異なってきます。そのため、【慣れない=転職】…と、一概に決めつけることはできません。後はあなたの判断基準にしたがって辞めるか継続するかを決める様にしましょう。
仕事の辛さやストレスの感じ方は本人にしか分からない事です。
仕事に慣れない!継続か辞めるかの判断基準
それでも、仕事に慣れず、どうにかして仕事を続けるべきか辞めるべきかの判断基準について知りたい人も少なくないでしょう。今回の記事では、そんな人のために判断基準を作成してみました。
以下の項目に従ってそう続けるべきか辞めるべきかを自問自答し、判断してみると良いでしょう。
職場の雰囲気について考えよう
まずは職場の雰囲気です。職場の雰囲気は会社の社風・部署によって様々でしょう。活気がある職場もあれば、静かな職場もあります。
別にどちらが良くてどちらが悪いという話ではありません。大切なのは、その職場にあなた自身が合っているかどうかを確認しましょう。もし合っていないのであれば、自分に合う職場を求めて転職するのも良いですよね。
例えば、HSPの人なんかが営業色が強い活気ある職場で働いていたりすると疲れてしまうのは当然のこと。
人間には向き不向きがあります。もし自分に向いていない職場で働いていたら、仕事だけでなく人にも様々なストレスを受けながら働くことになりますよね。これは仕事のパフォーマンスを下げる大きな要因になりうるのです。
相談できる人について考えよう
とはいえ、人は仕事をしていたら何かしらのストレスや悩みを抱えるものです。そのため、全くストレスのない仕事なんてのは存在しないものです。
なので、仕事をする上ではストレスと上手く付き合っていくという作業が必要になります。仕事を終えた後で自分自身の今日の出来事を振り返ったり、誰かに愚痴を聞いてもらったり。ブログなどに自分の体験や思いを書き連ねたり。
そういうことをすることによって、自分の思いを吐き出し、整理し、ストレスに向き合うような努力が必要になります。
ストレスと上手に付き合うには、相談できる人がいた方が効果的。同僚や友達など、自分の仕事のことについて、出来るだけ相談できる人を見つける様にしてみましょう。
何でも相談できる人がいるなら、仕事に慣れなくてもまだ続けてみても良いかもしれません。
体調について
仕事を上手くこなしていくためには、最高の体調を維持することが大切です。体調を維持できない場合には、仕事に慣れないという悩みが発生しても当然かもしれません。
基本的に体調よりも仕事が優先にしてしまう人は、睡眠不足や食事などにバランスが偏ってしまい、不規則になってしまうことが多いです。
しかし、実際に大切なのは仕事よりも体調です。睡眠時間を削ることで、普段の仕事のパフォーマンスも低下しますし、そもそも集中力が途切れます。
仕事に慣れない状況において、仕事を続けるために体調不良の状況が続くようであれば、マイナス面ばかりであるため、仕事を一度辞めてみても良いかもしれません。
自分が出来る限り健康な状態で仕事が続けられるのが良いですよね。
仕事に慣れるには3ヶ月の壁がある
さて、これはあくまでも僕の経験ですが、仕事に慣れるまでにはおよそ3か月間の壁が存在します。つまりは、仕事を始めてから3ヶ月経過してようやく仕事に慣れてくる…というもの。
仕事を始めて1か月の状態なんてのは仕事に慣れていなくて当然なのです。しかし、3ヶ月経過するまでに仕事に慣れず悩んでいる人は多いですよね。
仕事にも嫌なことややりたくないことはたくさんあるかとは思いますが、まずは最初の3ヶ月間は仕事から逃げずに前のめりのスタンスで仕事に打ち込むこと。
実際嫌な仕事でも慣れてしまえば後からは意外と余裕にこなすことができるものです。
一般的にその慣れるまでの期間は3ヶ月と言われており、そこまでに仕事を辞めてしまうと、もしかしたら居心地が良かった環境だったかもしれないのに、もったいない…ということになるかもしれません。
仕事に慣れず、3ヶ月で辞める時の不安はコレ
では、仕事を始めて3ヶ月も経過せずに仕事を辞める場合、どのような不安があるのだろうか?
ここでは、仕事に慣れなくてすぐに仕事を辞めようかと考えてしまう場合の不安点について考えていきます。
3ヶ月も経過してないのに辞めていいのか?
恐らく、今回の記事を読んでいる人は正社員で就職した人がほとんどかと思います。就職したばかりで3ヶ月も経過していないのに辞めていいのか問題がありますよね。
実際、3ヶ月経過しなくても、辞めている人はたくさんいます。初日で辞める人、1週間も経過せずに仕事を辞める人もたくさんいます。
なので、辞めてはならないというわけではありません。実際、合わないと感じたり、将来的に意味が無いと感じたら決断は早いほうが良いでしょう。
3ヶ月で辞めた場合の理由は?
仕事に慣れない…という理由で辞めてしまった場合、次の転職・再就職の時に理由について悩みますよね。
「仕事に慣れなくて…」という理由を転職時に伝えたらマイナスの印象になる事は明白。経営者の目線では、この子はウチでも同じようにしてすぐに辞めるんだろう…という印象をあたえてしまうこと間違いないでしょう。
理由について悩んだ場合には、まずは何を目的として辞めたのかという考え方を伝える様にしましょう。
- ○○を身に付けられると思ったが実際就職して見たら違った
- もっと○○という仕事がしたいと考える様になった
- 時間を無駄にしてしまうように考えたので即行動するようにした。
このように、嫌だからやめた…ではなく、どのような目的が合って辞めたのかを明確にすれば、それなりの理由になるのではないでしょうか。
3ヶ月で辞めても転職できるだろうか?
転職できるだろうか?という悩みはありますよね。
安心してください。若ければ十分に転職はできます。職場を選んだり、より福利厚生や旧力がよいところ…を選ばなければ、基本的には誰でも転職可能です。
どうしてもその職場だけは嫌だった。慣れなかった…など、運によって上手くいかなかったということは誰にでもあるでしょう。
そういった場合には、転職するというのは正しい選択です。十分に転職できるので安心してください。
仕事に慣れず、3ヶ月以内で辞めることを考えた時は
仕事に慣れず、どうしても3か月以内で辞めることを考えてしまった場合には、まずは自分がどのような立ち位置と状況にあるのかを再確認しましょう。
慣れ始めている時かもしれないし、全く合わない職場で走っているのかもしれません。そして、相談できる人を見つけ、自分を客観的に見てもらうなどして考える様にしましょう。
基本的には同じ職場で3ヶ月継続すればどのような仕事でも慣れてくるものです。なので、短期間で辞めてしまうのは少しもったいないとも言えるんですよね。
そのため、どうしても我慢できない時以外は、続けてみても良いのではないでしょうか?