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3歳我が子の食事が苦痛|イヤイヤを病気と割り切るとすっきり?

【3歳イヤイヤ期】で大変なポイントはたくさんありますが、その中でも多いのが、料理に関するネタです。

特に食べなかったりする3歳の時期にイヤイヤと泣いたりテーブルで暴れたりと収拾がつかなくなってしまうと本当に大変です。今回はそんな悩みを抱えるあなたに先輩ママより体験談レビューの紹介です。実際にどのようにしてイヤイヤ期の子育て、特に料理に関して解決したのかテクニックを伝授していただきましょう!

目次

イヤイヤ期の子育て!料理のしつけ方法紹介

3歳前後の子育ては本当に大変でした。楽しみであるはずの料理の時間は苦痛です。例えば、朝食一つとっても、「ご飯はイヤだ」「このお皿はイヤだ」「コップの位置はここじゃないとイヤだ」そうこうしているうちに、遊び始め、遊ぶなら片付けるというと「イヤだ、ごちそうさまはしない」とイヤイヤだらけです。

こっちが怒ると行動はエスカレート。収拾がつかなくなり、結局はこちらが折れるか子どもが泣きわめくかするまで朝食が終わりませんでした。

本当に一日3回の食事が苦痛で仕方がありませんでした。特に料理の場は躾がたくさん求められる場面なので、こちらも怒る回数が増えてしまうのです。

料理を作ることは私にとっても手間がかかっているし、子どもの栄養面を考えるとおざなりには出来ないという苛立ちとプレッシャーで精神的に参ってしまっていました。

しかし、こんな状況を何とか打開しなければならないと思い、料理の量を減らし、メニューも手を抜き、食べさせる時間も作る時間も短時間にすることで負担が一気に減り、イライラすることが減りました。

1日3回の料理の負担が減っただけで、かなり気持ちに余裕を持って子どもに対応することができるようになりました。

イヤイヤ期は病気程度と考える

一般的には、「自我が芽生えてきて、自分の意思を主張したい時期だ」とか「親から自立する発達段階」などと言われていますが、私個人的には「風邪と同じ病気なんだ」と思うようにしています。

病気なんだからなってしまったものは仕方がない。とことん看病する(付き合う)か、という気持ちでいます。

もちろん、余裕のない時には看病は出来ないので、予防(無視)します。
イヤイヤ期は大人にも感染するからです。

家族全員が感染すると病気のうつし合いが始まり、なかなか完治しなくなります。

どんなに予防していても、天候や疲労によっても感染しやすいことがあります。
と、考えると、客観的にそしてちょっと面白くイヤイヤ期を乗り切ることが出来ると思います。

そして、病気ですから繰り返すうちに免疫がついてある日気がついたら治っていることもあります。

ただし特効薬はないので、大人は食べる、寝る、体を休めるなどして予防を徹底しましょう。

解決策は否定語の使用なくすだけ

とにかく、「イヤ」という否定語を子どもに使わせないことです。例えば、「オムツを替えたくない」と言っているとすれば、「オムツ替えたくないねー。」「オムツ気持ち悪くないねー。」「オムツ替えなくてもいいよねー。」「そうなんだねー。」と言います。

テーブルに乗るなど、やってはいけない行動をしている時も「テーブル乗りたいねー。」「怪我してもいいよねー。」「ご飯食べるところだけどいいよねー。」「変だけど、いいよねー。」と言います。

子どもの主張を受け入れるというわけではないので、言い方を工夫して、「それって変なのー」というニュアンスで言います。

すると子どもは、「自分が主張していることは変なんだ」「どうしたらいいんだろう」と考えます。

子どもが「ヤダ」という言葉を発さなくなった時に、「オムツ、どうする?」と聞いてみると、「替えるよ」と言ってくれたり、テーブルから降りたりします。

子ども自身が「あれ?」と自分の行動を冷静に見直すことが出来たら勝ちです。

繰り返し強要することはダメ

やって欲しい行動(やって欲しくない行動)を繰り返し強要することはNGです。

例えば、「オムツ替えるよ。」「替えないと汚いよ。」「替えないと出かけないよ。」などと強要を繰り返すと、子どもも「やだ」という返答を繰り返すことになります。

逆も然りで、「テーブルの上には乗らないよ。」「乗ったらダメって言ってるでしょ。」「怪我するよ。」と繰り返すことも、子どもが「やだ」を繰り返すことになります。

3歳前後の子どもは自分の意思を貫くために「やだ」を繰り返すと、より一層その行動への執着心が湧いてしまうのか、引くに引けなくなるのか、どんどん悪い方向に転んでいってしまいます。

子どもが「やだ」という返答をするような言葉を繰り返してしまうことはNGです。

また、子どもを否定するような言動をしてしまうと、子どもは意思表示をすること自体を否定されていると思ってしまうこともあるようです。

割り切ることが大切

とりあえず、「イヤ」と言ってしまう風邪のような病気なんだ!と割り切って楽しむことです。
3歳の子どもをバカにするわけではありませんが、時に、なんてくだらないことでイヤイヤしてるんだろうかと面白くなってしまうことがあります。

そんな時、子どもと一緒にイヤイヤと言いながら笑っていると子どももつられて笑ってくれることがあります。

笑っているうちに、お母さんもなんでイライラしていたんだろうと思えたり、子どももなぜイヤイヤしていたのか忘れてしまったりします。

そんな心のゆとりも持てない時はとにかく無視!ネグレクトという意味ではありません。前述した通り、イヤイヤ期は風邪みたいなもんなんだと思えば、いいんです。

風邪の人に熱を出すな、咳をするなとは言えませんよね。イライラして病気がうつるよりは、無視という予防をする方が得策です。

おわりに

繰り返しますが、イヤイヤ期は一種の風邪のような病気です。
生きていれば誰しも一度はかかります。薬と同じように、合う合わないがあります。時に副作用もあるでしょう。

それでも、可愛い我が子のためならば、試してみる価値はあるかもしれません。
ただし、ただの風邪ですから。放っておいてもそのうち良くなります。
肺炎になるほど放置(ネグレクト)しない限りは自然と良くなっていくのが普通です。早く治る子もいれば、長引く子もいます。一番怖いのは、看病疲れで共倒れしてしむことです。親も自分の体をいたわってあげてください。子どもが治っても親が倒れてしまっては、元も子もありませんからね。