「2歳」のしつけ・寝かしつけをテーマに今回は記事を書いています。2歳の子育て悩むのは自我の発達によってあなたのイライラ問題ではないでしょうか?
なぜあなたはイライラするのか?その原因が心に収めることができれば意外と簡単に解決できるものです。
目次
2歳のしつけのイライラ・接し方・対処法とは?
まさに今現在、2歳児の子供を育てています。会話が少しずつ成立するようになり、出来ることが少しずつ増え、感情も豊かになってきています。自分のしたいことやしたくないことをなんとなく伝えられるようになり、要求がはっきりとした具体的なものになってきました。
イヤイヤ期といわれる2歳で何でも自分でやりたがるようになります。最初は何で泣いてるのか分かりませんでした。子育ての本を読んだり、インターネットで調べたりして少し理解出来る様になりました。
子ども自身がやりたいけどやれない事で怒って泣いていたり、自我が芽生えて意思表示をするようになったりと、成長の証だと知りました。着替えや靴を履きたがるようになってきたので、時間がある時はやらせるようにしていました。
最近は、母であるわたしが洗濯物を干したり、お昼ご飯やお夕飯の支度をしている最中に、自分のことを気にかけないのが気に入らないのかものすごく怒ったり泣いたり、いたずらをして気を引こうとしてきます。
その度にわたしはなるべく優しく注意をしたり、少しだけお話を聞いてあげたりしています。しかし家事をするのに忙しく、なかなか思うように進まないとイライラしてしまい、声を荒らげてしまうこともあります。
息子はそんなとき余計にヒートアップしてイヤイヤをします。わたし自身も上手く感情をコントロールできない方なので、二人で一緒に泣いてしまったり、しつけをすべきときに出来なかったりととても苦労しています。
親の思いでなく子供の思いに合わせた「しつけ」
毎日毎日、全力全身で子供の相手をしているととても疲れます。最近はもう少し力を抜いてみてもいいのかなと思うようになりました。
例えば洗濯物を干すときは、一緒にタオルをぱんぱんとはたいてもらったり、遊びながら家事もまとめて出来るような工夫を考えるようになりました。お料理をするときは卵を割るのと、ボウルで混ぜたりするのを一緒にやっています。
「○○くん、お手伝いをお願いします!」とテンションをあげて言うと、子供は喜んで「いーよー!」とお返事をしてくれます。我が子が楽しくおうちで過ごせるような工夫を少しずつでも見つけて実践していくのがしつけにも繋がるのではないかと考えました。
飲み物をこぼしてしまったら叱るのではなく一緒に拭いて、どうすればこぼれないかを教えてあげる。いたずらをしたときはふざけながらもきちんと、してはいけないよと教えてあげる。イライラして大きな声を出してしまいそうなときは、少し離れて深呼吸をする。そういったことが大切なのかなと思いました。
親のペースでやらせようとすると時間がかかるし、泣きわめく事もあるので、無理強いせず子供のペースでやらせてみようとしました。出来ないながらでも夢中にやるし、こっちがイライラする事も減りました。
出来たら子供も満足そうですし、よく出来たね!と声をかけてあげるとまた次は張り切って自発的にどんどんやるようになっていきました。
子育ては誰目線?
親の目線だと時間がないからと何でも手を貸して、親の思い通りにしようとしますが、それがイライラのもとになるんだと気づきました。まだまだ小さい子どもが出来るわけないと思えば、イヤイヤ言って泣いていてもそういうもんだと気持ちを静められます。
着替えなど自分でやりたがったら、見守ってやらせてみると段々出来る様になり、3才となる頃には親が手を貸さなくても1人で出来る様になりました。他のお友達の子どもだと時間がかかるから親がやってあげていたのですが、その子は大きくなっても親が手伝うものと認識してるのか、何でもお母さんやってと言ってました。少し事ですが成長にも影響があるのかと思いました。
自分たち親子だけだとイライラする状況でも、私の親である母親父親に話をすることで、「成長した証拠だから良いことだよ」と経験者の言葉をもらい気持ちが楽になります。夫婦同士、自分の両親、ママ友など話せる人がいるなら気軽に子育ての悩みを話すと良いと思います。
しつけを大声・体罰でしてはいけない
叱るときには大きな声で脅かしたり、体罰をしたりするのは本当にやってはいけないなと思います。わたしたち親は最後まで子どもの味方でいなくてはいけないと思うので、身近な大人が怖い人だというイメージを持たれては、子どもの発育に大いに影響するのではないでしょうか。
もう1つは、子どもが何か真剣に取り組んでいることに手を出したり、口をはさんだり、笑ってからかったりするのは良くないと思います。失敗してしまっても大丈夫、何度もやり直していいんだよと伝えてあげられたら、子どもも挑戦することを臆することなく出来るようになると思います。
手や口を出すと、せっかく自分ひとりで出来るのに、とすねてしまうことがあるのであまり手を出さず見守るということも大切です。最後まで一通りひとりでやらせてから、一緒に改善策を考えていく、という子育てをしていきたいです。
ヒントを与えるくらいがちょうど良い
親の感情にまかせて子どもを怒ってはいけません。分かっていても感情的になってしまうことが多々あります。もしそうしてしまった時は、ぎゅっと抱きしめてあげます。
子どもの事を思って、親が注意したり手を貸すこともありますが、過剰にやり過ぎると子ども自身の成長を妨げると思います。何でもやりたがる時期でもあるので、やらせて失敗させることで危険な事を知ったり体で覚えていきます。
失敗すると怒って泣いたりしますが、頑張ってやってるねと声をかけてあげたり、ひとつヒントを教えながら出来るまで見守る様にします。答えを全て与えがちですが、考える力が身につかないので、考えさせる時間を残してあげた方がよいです。子ども自身がやる気になっている時にあなたは出来ないからと取り上げたするのも良くないです。
感情的に叱ってはいけません
親が子供を叱るときにやってはいけないことは感情的にならないことだと思います。私たち親も人間ですから、子供に対していイライラしたり怒ったりすることもあると思います。ですが子供に対して感情的に怒ってしまうと子供は嫌われているのかと思ってしまいます。
私も感情的に怒ってしまったことがあります。その時子供はすごく悲しそうな顔をしていました。そしてママ?と言いながら褒められることを必死でしていました。その時感情的に怒るのはダメだなと思いました。
子供がやることには子供の中で何か理由があったり、好奇心があったりするので、それを感情的に怒っても子供たちには何も伝わらないと思います。叱るときに感情的になりそうなときは深呼吸して自分を落ち着かして、きちんと叱ることをするべきだと思います
プライベートな時間を作ってますか?
とにかく小さいうちは、毎日24時間一緒にいるということがあると思うので、自分だけのプライベートな時間があると良いと思います。わたしの場合は、誰にも邪魔されずにお風呂に入ることです。お風呂に入っているあいだは、夫に息子を見ていてもらって、お風呂には来ないでと言ってあります。
わたしは湯船に浸かりながら音楽を聴いたり、スマホをいじったり、読書をしたりと一時間ほどゆったりとした時間を過ごします。
疲れも取れるし、子供にせがまれたりせっつかれたりすることなく、安全を確保しながら身体を洗う心配もなく、落ち着いて過ごすことができます。
スキンケアもきちんとすると、気分も上がるし化粧をあまりしなくても気にならなくなるので、よくストレス発散としてお風呂だけは時間をかけるようにしています。
もちろん子どもの性格やそのときの気分もあるでしょうが、家事を毎日楽しく、一緒にできるだけやるようにすると、自分自身もストレスが少なくすむように思います。
「ちょっと待ってね」と言うのはものすごく申し訳なく思ったり、家事をしているあいだに危険があるかなど心配事もあると思いますが、長い時間家で過ごすのでだんだん遊びのレパートリーも無くなっていったりするものです。
そんなときに遊びながら部屋を掃除したり、大人のやることを真似させてみたりすると、「あ、こんなこともできるようになったんだ!」という新しい発見もあると思います。
わたしのようにイライラしがちで、でも厳しく叱責したくはないという保護者様には向いていると思います。
完璧主義になっていませんか?
自分1人で何でもかんでも完璧にしようと思わないことです。私自身、子どもが生まれてから勝手な固定概念で食事も手作りで作ってあげなくちゃ!いつも綺麗に掃除や片付けをしていなくちゃ、子どもに悪いと考えていました。
そのせいで自分自身の首をしめてしまい、上手くいかないと子どもにまでイライラしてしまいました。同じ月齢の子を持つママ友と話をしていくと、市販のもので手抜きをしたり、部屋もぐちゃぐちゃだよという話を聞いて、そんなんでも良いのだと安心しました。
病院等できいた話など、お互いに話をして共有することで悩みが減りますし、気持ちが楽になります。夫より同じ女性である母親同士の話の方が共感しますし、子ども同士遊ばせて親の私達も気分転換になります。
オムツは布オムツしかダメ、テレビは見せない、食べ物は無添加オーガニックしかあげないなどといった、拘りが強い人には向かないアドバイスかもしれません。子育てが初めてでよくわからないと言う方なら、私も同じ状況でしたので理解してもらえるかと思います。
人は完璧ではないので、子育ても同じで完璧はありません。子ども自身、人それぞれ個性があり、性格も違いますので、毎日あれ?と思うことばかりです。悩みの連続ではありますが、愛する我が子が笑っている姿、可愛い寝姿をみる度に幸せと実感できます。
怒ってばかりいる自分にも嫌になりますから、気持ちに余裕をもって子育てをして親の私達も成長していけたら良いですね。まぁいっかと思える気持ちが子育ても楽にしてくれると思います。